なぜ、IT技術者の私が Energy Jewelry を創っているのか

Master’s Story #16

私は、もともとITの世界で働いています。(今もです。)
設計し、組み立て、仕組みをつくり、動かしていく仕事です。

コードを書くことも、
システムが形になっていく過程も、
正直、とても好きです。

「ものをつくる」という感覚は、
昔から、私の中に自然とあったのだと思います。

ただ、いつの頃からか、
画面の向こう側だけで完結する仕事に、
少しずつ物足りなさを感じるようになっていました。

―― もっと、手触りのあるものをつくりたい。
―― 人の“感覚”に直接触れるようなものに関わりたい。

そんな思いが、
心のどこかに芽生えていたのだと思います。

一方で、私は昔から、
目に見えないものや、スピリチュアルな世界にも興味がありました。

占いや石、エネルギーの話。
理屈では説明できないけれど、
「たしかに、何かある」と感じる世界です。

けれど、
それを前面に出したいわけではありませんでした。

大切にしたかったのは、
“信じる・信じない”ではなく、
「自分の感覚を大事にすること」でした。

そんな中で出会ったのが、バリ島の文化でした。

祈りが日常にあり、
自然と共に生き、
手仕事を大切にする暮らし。

効率やスピードとは、
まったく違う時間が流れている場所です。

そこでつくられるジュエリーには、
不思議と、静かな力がありました。

派手ではない。
完璧でもない。
でも、なぜか心に残る。

その理由が、
少しずつ分かってきた気がしました。

「ここには、人の想いと時間が込められている」

そう感じたのです。

私は、日本で育ち、
ITという合理的な世界で働いてきました。

一方で、
バリには、祈りと感覚の文化がある。

どちらが正しい、ではありません。

むしろ、
この二つをつなぐことに、
意味があるのではないかと思いました。

論理と感覚。
技術と祈り。
日本とバリ。

その“間”に立つ存在になりたい。

そう思うようになったのです。

Energy Jewelry は、
私にとって「転職」ではありません。

ITで培った
考える力、組み立てる力、伝える力。

それらすべてが、
今の活動につながっています。

ただ、扱う素材が、
コンピューターから、石と銀に変わっただけ。

向き合う対象が、
システムから、人の心に変わっただけです。

私は今も、
ものづくりが好きです。

そして、
人の感覚に寄り添う仕事が好きです。

Energy Jewelry は、
その二つが、静かに重なった場所にあります。

IT技術者である私が、
この道を選んだのは、
きっと自然な流れだったのだと思います。

もしあなたが今、

「このままでいいのかな」
「何か違う気がするな」

そんな小さな違和感を抱えているなら。

それは、
何かが終わるサインではなく、
何かが始まる前触れかもしれません。

私自身が、そうでした。

Energy Jewelry が、
あなたにとっての
“次の一歩”のきっかけになれたら。

そんな願いを込めて、
この仕事を続けています。

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